Life is short

Shopping list of IT Giants

大企業による買収はサービスの進化を早める目的だったり、はたまた買収先の企業の人材を確保する(acquhire)のが目的だったりする。買収は投資であり、当然成功も失敗もある。さて、今回はWikipediaの有名企業(主にIT)の買収企業一覧ページがあるので、リンク貼り付けと、個人的に思いのある買収にコメントという形で書いてみようと思う。

Google

総評としては、いろんな方面に満遍なく手を出し、潰したサービスも多いが、割と上手く本体に取り込んでる印象。最近はロボットなど将来性のある事業(Google X)に力を入れる。

Apple

かなり内部技術的な目的の買収が多い。ほぼ全てが本体に吸収されるので、成功や失敗は評価しにくいか。

Microsoft

Google同様にいろんな分野を手にかけるがGoogleほど無作法ではないか。買収したサービスはしばらく生き続ける場合もあるが、だいたいがその後右往左往した後本体に取り込まれる感じ。

Facebook

ここで挙げた買収はそこまでシナジーのあるものではなかったように思う。ライバルに取られる前に確保した感じ。

Twitter

Tweet機能の補完するものが多い。Twitter事業がシンプルなだけに買収目的もはっきりしたものが多い。

Yahoo!

衝動買いが大好きな愛すべきYahoo。昔はGoogleを凌駕する企業だったのに今では大きな差がついてしまった。買収も上手くシナジー効果を出せていない。Deliciousやflickrなどはずっと放置プレイが続いた。買収サービスをYahooブランドに変えただけ、というものも多いようで、様々なサービスを詰め込んだ雑なサービス、になってしまった印象。星の数ほどのベンチャーが生まれるアメリカでは地味に映ったか。日本ではサービスの選択肢が少ないのでYahooJapanは一般向けにすこぶる好評。

Wikipediaにまとめられてるのはこれらの企業。その他TechCrunchにThe Age of Acquisitionsといった記事もある。

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