最終的には人間が電池になるか

今後は自動車も電気の時代になると言われている。さらに、スマートグリッドなど、電気をためておく技術が重要になってくる。現状では、パソコンなどでも使われてるリチウム電池が最もポピュラーだ。だが、まだまだ電力量が少ない。パソコンでも、数時間というのがほとんどだ。

近い将来、数十時間、など長時間利用できるようになるとは思うが、あまり期待はできそうにない。というのも、この10年でCPUもメモリーもストレージも大きく進化してきたが、バッテリーだけはほとんど進化していない。

そこで、私が考えるのは、人間からエネルギーを取り出す技術だ!人間は活動するのにカロリーを摂取し、それを燃やすことで動くことができるようになっている。それを体から取り出してマシンで使うこともできるようになるんじゃないだろうか。別に直接じゃなくても、体温から発電して、とかからでも現実的かもしれない。

SF好きな人なら、魔法使いが自分の体力を犠牲にして魔法を使っているのを知っているだろう。そうだ、われわれも自分の体力を消費してマシンを動かすようになるのだ。これで自分の体力が続く限りマシンを動かし続けることができる。疲れたら食べるなり、寝るなりで回復できる。

これが進むとほんとにマトリックスのような人間が電池として利用される時代がくるかもしれない。映画はいつも現実の延長上を描いている、と言われている。30年後には空を飛ぶ自動車が普通に走ってるさ。

 

shiva