Life is short

Macのバックアップとリストア、自分用メモ

Lionにしてから、なんか不安定なことが多く、数日おきにクラッシュするようになってしまった。そこで、一度クリーンインストールからやり直してみようかと、環境のバックアップとリストアを考えてみる。 バックアップということなら、TimeMachineを使うのがベスト。もちろん使ってる。だが、不具合環境をそのままリストアしても意味ないし、この際不要なものはすべて消してしまいたい。そこで、必要な部分だけをリストアップ。 「バックアップすべきファイルとフォルダ」 /USER/Movies /USER/Music /USER/Documents /USER/Pictures  /USER/Virtual Machine /USER/Library 以上がほぼデフォルト。プラス自分で追加したフォルダ。 /USER/Dropbox /USER/LogMeIn Hamachi /USER/Business /USER/Personal /USER/Dev /opt/local/var  /opt/local/etc 以上がバックアップすべきフォルダ。ほぼ全部じゃねぇか、というツッコミはなしで。 ここからはリストア後再インストールすべきアプリ。使用するアプリということだ。 iLife iWork 1password Aperture AppDelete Art text 2 aTV Flash ClamXav Cloud.app Courier CoverScout CrashPlan DeltaWalker DEVONthink pro Dropbox DVDRemaster Evernote FaceTime Firefox flickery Flickr Uploadr Flip4Mac Google Chrome Google Earth Google IME Handbrake […]


今のインターネットにローカリゼーションは逆効果かもしれない

近年、インターネット・ガジェット業界をにぎわすのはGoogle、Apple、Microsoftを主役として、そのまわりにfacebook、Twitter、Amazonなどが並んでいる。少し前ならもう1社ここにはいるべきだった。 Yahoo だが、残念ながら現在はまったく(これっぽちも)話題に出てくることがなくなった。本当にかわいそうなくらいに。最後に話題になったのは、彼らの新製品などではなく、Microsoftからの買収提案の時だ。今思えば買収されていた方が、WindowsPhone7に機能が採用されたり、今とは違った展開が見れたかもしれない。 本題にもどろう。YahooはGoogleやAppleなどとは違う方法を採っている。 GoogleやAppleは基本的にすべて本社主導。というか、木が1本あり、各国の支店は枝になってるだけだ。もちろん、多少のローカリゼーション作業はやっている。だが、基本的に本社を元に製品を開発し、本社が製品をリリースする。営業所や開発ラボが世界各国にあるだけで、本社と同じ位置づけなんだろうと思う。かわってYahooは、各国独自にポータルサービスを展開し、日本では完全に独立してサービスを行っている。たとえば、日本のYahooはSoftbankが米Yahooに出資したところから始まり、Softbankと米Yahooの共同出資で生まれた。 実質的にはSoftbankがほぼ全権を持つような形で米Yahooからはブランドだけをもらい運営しており、サービスも米Yahooとは大きく異なる。 もともとYahooは(ディレクトリ)検索分野でユーザーに受け入れられ、Googleとも検索で競争していた。しかし、Googleに圧倒的な差をつけられ、最近では検索よりただのポータルサイトになっている。 そして、YahooJapanは2010年、これまで利用していた米Yahooの検索エンジンをやめ、Googleエンジンを採用した。親会社の製品から競合の製品に乗り換えた。これはもう完全に独立しているという象徴のように思う。 このように、Yahooは完全にローカルで事業を行っている。言い換えると、世界向けサービスは少ない。それぞれは国内向けのサービスであり、世界的にインパクトを与えることも無いしニュースにもならない。そのため、GoogleやAppleのように新製品の発表に世界中が注目する、ということが本当にない。口コミ力がきわめて弱いブランドとなってしまったのだ。今日も、Yahoo JapanがYahooボックスというオンラインストレージサービスを発表した。もちろん、日本向けオンリーである。 インターネットは情報を一瞬で世界中に伝達することが出来るものだ。だが、ローカライズするということは、内向きであり、情報がそこから外に出て行かない。だから、日本人にとってYahooとはYahooJapanがすべてなのだ。米Yahooが何をしようと(ネット業界人をのぞいて)誰も知ることは無い。 同時に、A地区で作ったものを、B地区に移す、ということも難しくなる。それぞれが別運営体だからだ。別の木になっているわけだ。GoogleやAppleのように本社の木から各国の支社の枝に水を運ぶことは出来るが、異なる木であるYahooを水も栄養分も運ぶことが出来ない。 競争とスピードの激しいネット業界では、斬新なサービスを早くだし、認知され、利用してもらえるか、が成功に絶対必要なものだ。ローカリゼーションによる情報・サービスの分断はメリット以上にデメリットになるのではないか。 今後もYahooが盛り返すということは期待できそうにも無く、中央集権の巨人たちが業界をにぎわし続けることになるだろう。


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