ビジネスの方向

久しぶりに書いてみる。そこまで深い話は期待しないで欲しい。そんな偉い人じゃないので。

今日ふと思ったのは、GoogleとAppleについて。どちらも、モバイルOSやネットサービスで競合している。一昔前、まだAndroidがGoogleから出ていなかった時、どちらも友好的で、GoogleのCEOエリック・シュミットはAppleの社外取締役になっていたほどだ。

Googleはご存知、泣く子も黙るウェブ検索の巨人。日本でGoogleの記事が新聞で出るときには、いまだに「ネット検索大手」なんて書かれる。今では、OSから、ビジネス向けサービス、地図やら、音楽映画配信まで、ネット関連のほとんどのサービスに手を出してる。検索大手というのもどうかと思うところ。
で、実際はGoogleは広告の会社である。収益のほとんどを広告から得ている。 検索結果に表示されるアレや、いろんなウェブサイトに表示される広告もだ。これらを原資にして様々な事業を行なっている。構図としては

      広告主  >>    Google   >> 消費者

こんな感じ。広告主からお金をもらい、消費者にサービスを提供するとともに広告を見せている。

Appleの場合、基本的にMacとiPhone/iPadの売上だ。iADの広告事業やiCloudのクラウドサービス、そしてもちろんiTunesでのアプリ・音楽・映画販売事業もあるが、圧倒的に前でのハードが収益源だ。この構図はシンプルで

         Apple  >> 消費者

これだけである。Appleがサービスや製品を提供する相手から収益を得る。とてもわかりやすい。良い製品を作って売る、それだけである。すべて消費者のほうを向いて事業を進めれば良い。

Googleは広告主と消費者が存在する。これはテレビ局などマスメディアと同じである。最近の日本はマスメディア批判が多い。広告主のほうを向いて事業をするから、消費者が望むものを提供できていない。Googleも同様の危うさを持っていると思う。同時に別の意味で。
別の意味というのは、これも近年問題視されているGoogleのプライバシー問題だ。個人情報を蓄積すればより効果的な広告が可能となる。そのためにも、Googleは多くの情報を集めまくっている。それを直接広告主に提供することはないだろうが、その情報収集の方向は明らかに広告主のためである。どう考えても消費者のためではない。

Appleも膨大な数のユーザーを持ち、情報収集も行なっているだろうが、いまのところ使用目的やシーンは表に出てきてはいない(Googleのようなえげつなさがない)。Googleのような必要性がないからとも言える。

今後、情報化社会が進み、情報を持つ企業が力を持つようになっていくのかもしれないが、その時のGoogleとAppleの状況がどうなっているか。Steve JobsのいないAppleのビジョンがどこまで通用するか。Googleの「Don’t be evil」ポリシーをどこまで守れるか。

情報を持つGoogleのほうが有利な気がするけど、農業や工業が社会を下支えしているように、Appleのハード(ソフト・サービス一体型)も重要な地位を維持するかもしれない。

P.S.

ネット業界ではYahooは完全にオワコン扱いだけど、MSは落ちずにGoogle、Appleと三巨塔を貫いてほしいものだ。Amazonもがんばれ。

あぁ、文章力ねぇな。