ついにiPhone7が発表され歓喜に沸いている日本列島。ただでさえiPhone大人気の日本で今年は大きな年になったといえる。FeliCaだ。予想内・予想外いろいろあったのでまとめてみようと思う。 iPhone 7 http://www.apple.com/jp/iphone/ 結局今年もiPhone7とiPhone7Plusの2種類となった。噂にあったようなiPhone proのようなものはない。例年と同じくplusの方にいくらかの追加の特徴があるにとどまった。 新カラー Jet Black これまで外装の黒系はスペースグレイのみだったが、今回リフレッシュして、Jet BlackとBlackの2種類となった。Blackはスペースグレイより大幅に黒くなったが若干薄めになっている。Jet Blackの方はまさに真っ黒に。ただし仕上げが異なることにより傷がつきやすいことを公式に認めている。発表後の投票を見るとこれらの黒系に人気が集中しているようだ。品薄必至。ちなみに、自分もiPhone 7 JetBlack 128GBを予約した。 防水防塵 Apple自身は耐水と表現している。IP67等級に適合している。等級の見方はこちらの記事がわかりやすい。iPhone7についていえば、30分水につけても大丈夫、とのこと。ただし、真水で低い水圧の元だろうから、暑いお湯や海水などでは条件が異なり大丈夫とはいえないだろう。水没も保証対象外となってるので注意だ。お風呂もやめた方がいいだろう。 ホームボタン これまでホームボタンは完全に物理的なボタンになっていたが、今回よりボタンじゃなくなった。ただの板になり、電子的に押したことを認識して処理されることになる。ForceTouchになったのだ。だから押した感がなくなり最初は違和感があるようだ。慣れだろうと思うがこれまでとの大きな違いとして批判される可能性がある点だ。 カメラ カメラも普通に進化してる。12MPで今回は無印の方にも光学手ブレ補正がついた。そしてPlusの方はデュアルレンズになった。ただ噂にあったように2つのレンズを使ってより良い画像を取れるようになるわけではなく、どうやら普通のレンズと望遠レンズという扱いのようだ。だが、そのおかげで、背景をぼかすなどの高級デジカメのような画像が撮れるようになる。 ApplePay with FeliCa こちらも噂通り。iPhoneにFeliCaが搭載され日本ではSuicaが使えるようになる。同時にiDやQUICPayでのクレジットカード決済にも対応。日本でもやっとApplePayが始まるのだ。日本の場合、世界でも最も早く非接触決済が普及したことで独自規格のものとなってしまった。それがFeliCaを使ったもので、SuicaやらEdyやらiDやらだ。そのため、アメリカなどで始めたApplePayの標準仕様(PaywaveやPaypassなどのトークナイズしたNFC決済)に対応していない。そのためわざわざAppleが日本仕様に合わせた形だ。ガラパゴスに。したがって、グローバル仕様のApplePayにしか対応してないiPhone6&6SはApplePayが(店舗で)使えない。今後東京五輪に合わせて外国人向けにこのグローバル仕様に対応したリーダー端末やクレジットカード会社が出てくるだろうとは思うが、まずはiDかQUICPayに合わせてくるだろう。自分が使ってるクレジットカードがiDかQUICPayに対応してたらApplePayが使える。 イヤホンジャック廃止 実際にやってきた。売上にどれだけ影響するか。ケーブルがLightningイヤホンに限定されてしまうのは厳しいところだろう。イコールiPhoneでしか使えないイヤホンになってしまうからだ。USB-CでならAndroidやパソコンなどでも使えただろうに。Apple的にはやはりワイヤレスがあるべき姿と考えているのだろう。同時に発表されたAirPodsも良い製品に仕上がってるようだし、そもそもiPhoneとペアリングするとiCloud経由で全ての端末でAirPodsを使えるという体験が素晴らしい。とはいえ、世の多くの人がWindowsユーザーであるためそこまで使いやすくはならなさそう。WindowsからしてみればただのBluetoothイヤホンだ。そのほかスピーカーが2つになりステレオになったので、iPhone自体で聴く機会も増えるかもしれない。 Apple Watch series 2 http://www.apple.com/jp/watch/ AppleWatchも予想通り発表された。こちらも噂通りGPSが搭載され、噂通りセルラーは見送られた。大きな点はGPSとApplePay、そして防水あたり。防水のおかげで今度からは水泳のトラッキングもできるようになった。iPhone7の防水よりかなり強固なものに仕上がってるようだ。そのほか、CPUがデュアルコアになったことでよりすばらく処理できるようになる。こちらは現行版もseries 1という名前でデュアルコアとして再発売となった。2より価格は安い。GPSとApplePayと防水の値段が1万円という感じ。どうせ買うなら2でしょう。 このほかにはiPadの値下げなどが行われた。そしてMacはまた出なかった。正直iPhoneは完全なメジャーアップデートと呼んでいいものとなったと思う。イヤホンジャック廃止とホームボタンの変更は大きなものだ。消費者にどれくらい受け入れられるか。iPhoneの売り上げが落ちてきている中、起死回生の狼煙となるか減少の追撃となるか。 とりあえず、iPhone7予約した。カープが優勝したのでAppleWatch2も予約してしまった。が、こちらは1ヶ月待ちで出荷前にキャンセル濃厚。13日のwatchOS3アップデートを試してから考える。
AppleのiPhone発表イベントが近づいてきたので、直前のリーク情報や妄想まとめ。 iPhone 7 – 買うよ A10 chip Storage 32GB, 128GB and 256GB New black color IPX7 water resistance No Headphone jack Earpods with lightning adaptor Dual lens camera for Plus 12 megapixel camera FeliCa support 2年周期でiPhone6持ちなので今回は買いの年。iPhone 7の新しいBlack(より黒い方)の128GBを狙う。 iOS 10 API for NFC/FeliCa 妄想 かなり信憑性が高まってるFeliCa対応。でも、実際にどれほど実装して使えるようにしてくるのか。Appleがやるのか、それともAPIを公開して各社が実装するのか。FeliCaはどうでもいいけど、早くApplePayを日本ではじめて欲しい。 Apple Watch 2 Thinner display Longer battery GPS 初代がまだ1年ちょっとだし、買い換える必要はないけど、内容と価格によっては買い換えるかも。iPhoneも財布もなしでジョギングして位置情報を記録してくれてApplePayもできたら最高や。 Macbook Pro […]
先日のAppleのイベントでiPad ProやiPhone6s、そしてAppleTVが発表された。イベントの模様はすでにウェブにて視聴できるので、見てない人は見ると良いだろう。日本のメディアが紹介するテキストと画像ではわからない部分も多くあると思う。幸運にもAppleのイベントはいつもわかりやすい英語で話してくれる。英語を勉強してる人にも良い教材となるだろう。その点、Googleのイベントは早口でくだけた英語で聞き取りにくい。 さて、個人的に思うところを書いていこう。イベントの紹介順に従い、Apple Watchから。 特に新機種などはなく、Sportのピンクの追加とエルメスモデル、Product Redバンド(収益の一部を慈善団体に寄付)などが発表されたが、個人的に注目したのはデモだ。デモでは医療関係のアプリ・サービスを開発しているAirStripが患者の心拍などをモニターする機械の情報をAppleWatchに表示するものを紹介した。いつでもどこでも患者の状態を確認でき、看護師などの問い合わせや返答などがAppleWatchでできる。AppleWatchをただのオシャレツールやiPhoneのオマケのような存在ではなく、しっかりとした存在感の持てる端末にできる可能性を示したと感じた。WatchOS2でネイティブアプリが動かせるようになるが、それからがやっとスタート地点に立ったところだ。これから続々とAppleWatchの活用事例がでてくるはずだ。これまでが何もできず話題にもできなかったのだから。”売れてないのでは”という噂もよく聞かれたWatchだが、ホリデーシーズンに向けて販売数は上がると予想する。そして来年の新機種発表時には、今より多くの国での販売も加わり、一段と大きな製品担っていくと思う。 続いてiPad。事前にリークなどの通り、今年はiPhone発表会でiPad Proが発表された。通常は翌月に別のイベントを開いていた。iPad Proは12.9インチで4GB RAM。A9XチップはIntel Core i5を超えるほどの処理能力があるらしい。イベントでもフィルシラーがデスクトップクラスと何度もアピールしていた。iPad自体の売り上げは低迷気味で、今回の狙いはエンタープライズ。クリエイティブな仕事をしている人に利用してもらうためだ。そのため、Apple PencilとSmart Keyboardを追加してきた。Surface対抗なのは間違いない。(にもかかわらずMicrosoftがデモに登場したのには驚いた) サイズ的にもラップトップの代替な感じで、通常の遊び利用で買う人は少ないだろう。価格が高いし大きすぎて扱いにくい。Surfaceは通常のWindowsとしても利用できるが、iPad ProはiOSのみで、マルチタスクなどで大きな制約がある。なかなか苦戦するだろうと予想する。そこまで大きな売り上げ貢献にはならないだろう。iPad mini 4も同時に発表されたが、フルサイズのAirは新型はなく、買い替えを予定していた人は残念な結果だ。自分もそろそろiPad 3がきつくなってきた。 Apple TVも長い間待たされてきた製品だ。ついにAppStoreの追加の時だ。それにSiriやタッチリモコンなど、iOS製品の特徴を順調に取り込んできたと言える。”テレビの未来”とのことだが、テレビのテレビたるところは、スイッチオンすればすぐにコンテンツが流れてくる点だ。いちいち見たいコンテンツを選ぶ時間と余裕をユーザーが受け入れられるか。見たいものがあるならしっかり選ぶだろうが、とりあえずテレビをつけて、流すのが目的の人にとってはわずらわしいだけだろう。この点は今後改良が必要になってくるだろう。ユーザーが見たコンテンツを分析し、テレビをつけたらすぐに(とりあえず)オススメのコンテンツを流し始める、というような機能が求められる。最後に見ていたテレビ番組の次のエピソードなど。 基本的にNetflixやHuluのような有料サービスを見ることになるので、無料の地上波が主流の日本で大きな普及はないだろう。そもそもAppleTVの存在を知らない人ばかりだ。初代は2007年の発売。現行バージョンも2010年から。Hulu視聴やAirPlayでよく使っている。 新型はいつでもSiriでコンテンツを探したり、通常のSiriの仕事のように天気やスポーツのスコアなどを答えてくれる。動画コンテンツはAppleが1つにまとめて管理し、詳細ページからどのサービスで視聴するか選択して再生できる。これはすごく助かる。いちいちNetflixとHuluをいったりきたりして探さなくてもいい。 情報ではAppleTVのSiriは日本語を理解できるらしいので、日本も初期販売国になる可能性が高い。即ポチである。 リモコンもタッチ対応に進化し、ゲームをするのにも利用できる。デモではCrossyRoadのマルチプレイヤーをやっていたが、なかなかの出来だった。ヘビーなゲーマーを取り込むのは難しそうだが、カジュアルゲームをみんなでワイワイやったり、iPhoneではやりにくいアクションやRPGなどをコントローラーを使ってテレビで遊ぶ、というのは魅力となる。特にFFシリーズは毎回コントローラーで減点されている。別売りのMFiの普通のゲーム機のようなコントローラーでプレイすれば、まさにPlayStationのようなイメージで楽しめるだろう。問題は、AppleTV向けにゲームをリリースしてくれるかどうかだ。既存のAppleTVはiPhoneのようには売れていないので、開発資源を投入するのはリスクがある。現実的には、動画視聴向けに購入したユーザーに対して2番目の特徴としてゲームを進めていき、数が出たところで、ゲームがより主役に近づくといった感じか。それでもPlayStationやXboxなどに対抗するには何年もかかるだろう。GoogleもAndroidで同様のことをやってくるだろうから、今後ゲーム専用機の方も競合が増え難しい市場になっていく。 Apple Music for Apple TVは、どうやらこの新型を示していたようで、既存のAppleTVにはApple Musicは対応しないのが残念なところ。 iPhoneについて。2年ごとにデザインを変更し、間の年は中身のハードウェアを進化させる、というプランになっており、今回は中身の進化となった。iPhone 6sはApple Watchで登場したForce Touchに対応し3D Touchという名称となった。タッチ以外に強く押し込むというアクションをソフトウェアに実装できるようになる。なかなかおもしろい操作ではあるが、操作しにくいWatchでは大いに利用の利点があるが、余裕のあるiPhoneでは使いどころ・実装のしどころが難しいと思う。あるとちょっと便利になるけど、なくても全然問題ない、という印象。3D Touchに付属したといっていい振動で押し込みに答えるHapticがどんなおもしろいことができるか、というのはあるかもしれない。そのほか、チップやカメラが順調に進化した。LivePhotoという動く写真はおもしろいが、無駄に容量を食うことになる。動くものがとりたいなら動画でいいんじゃないか、と思ったり。 AndroidからiPhoneへの乗り換えサポートするアプリについても言及されたので、早い段階で登場すると思われる。Apple Music for Androidについては何もなかった。iPhone Upgrade Programというサブスクリプションで常に最新のiPhoneが持てるサービスを米国で始める。これがあればMVNOとの組み合わせで最強のiPhone生活ができるかもしれない。 最後に、Rebuild fmでチップマニアの人と今回のイベントについて語っているエピソードは必聴だ。
AppleのiPhone発表イベントが2015/09/09に決まった。日本時間だと10日の午前2時。そこで発表されるであろうアジェンダを予想してみた。発表の可能性と未発表の部分を。太字は高確率、斜体は望み薄。 El Capitan 100% 4k Siri – Hey Siri anytime iOS 9 100% no idea WatchOS 2 100% no idea iPhone 100% 2 model Force Touch Apple TV 70% Third Party Apps Kinect Controller 4k $149(guess) Apple Music Apps for Android 100% Apple Music Migration App iMessage for Android(please) Magic Mouse 50% Wireless Chargeable Battery […]
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