経済・金融の専門家でもないし、ただの妄想ではありますが、適当に考えてみたので、メモ的に書き残してみる。
まず、安倍さんのインフレターゲットと日銀の日銀引き受けは賛成。円高・デフレの今、金をジャブジャブだして円の価値を下げることで円安に向かう。インフレに向かう。まわりまわって、輸出企業が儲かるようになるし、サラリーマン給与(額面)もアップするだろう。もちろん、物価も上がるので、単純に裕福になる訳ではないが、給与が上がることで精神的な余裕・安心感が出る効果もあるだろう。経済なんてものは、言ってみればみんなの精神的なもので、みんなが儲かってる感があればお金をたくさん使うし、不景気だ、と思えば財布の紐がキツくなるものだ。
まともに黒字経営してる優良企業なのに、機関投資家が売り始めると、みんな不安になりつられて売り始め、株価が一気に下がるのと一緒だ。
そこで、お金の使い道だが、安倍さんは公共事業、特に建設に使いまくるらしい。待て待て。バブル期にどれだけ無駄な公共事業をしたのかと。公共事業を行った時だけは経済にプラスになるが、その後は負債にしかならない。有効活用もされず、無駄な維持費だけが出て行くからだ。そして、いつか民間に投げ売りされる運命。
スポーツスタジアムなど、有効に使われるものなら良いだろうが、グリーンピアのようなものは勘弁願いたい。また、町おこしとかいって記念碑的なものもゴミになって終わりだ。
そもそも、それら公共事業を行っても、建設業以外の一般消費者にまで 回ってくるのは少ないし、遅い。みんな今が大変なんだ。そこでバラまきます。そうです、バラマキです。
しかし、バラまいても使ってもらえなければ効果がない。貯金なんかされても意味がない。そこで、期間限定商品券にする。有効期限が1年で、使い切らなければ紙くずとなる。なのでみんな貯金せず使ってくれる。
さらに、使い道を限定する。食料品などに使ってしまうと、結局今までと同じで、現金をキープして代わりに商品券を使っただけで、貯金したようなものだ。なので、日頃買わないものを買ってもらわないといけない。いわば、贅沢品を買ってもらうわけだ。ということで、使い道は以下のようなもの。
- クルマ – 自動車、バイク、自転車、農業機械など
- 家電 – パソコンなどの情報家電、白物家電、テレビなど
- 家具 – タンスやテーブルなど
- 国内旅行 – 日本国内で消費してもらう
- 震災対策 – 東北の農産物や商品が対象
こんなかんじ。 細かい商品単位での対象指定は別途議論が必要。
当然ながら、1度バラまくだけだから効果は1回、継続性はない。でもそれでいい。ようは、通貨量増やしてインフレにするのが目的だから。
で、これ効果ある?