ServerBear – WebHosting Benchmark

ServerBear

ServerBear

ServerBearはウェブホスティングサービスのベンチマーク集めて公開してくれてるサービス。サービス名とプラン名まで詳細に掲載されている。このサイトが動いているLinodeの2GB SSDプランもある。たまたまかもしれないが、東京リージョンのUnixBench低いな・・・

ホスティングを選ぶ理由はいろいろあるだろうが、ベンチマークも一つの重要な指標にはなるだろう。事前に調べられるのはありがたい。だが、ここに掲載されているのがどれだけ信頼性の置ける情報かはわからない。最近は多くのサービスが時間課金に対応している。自分で1時間だけ借りてベンチマークをチェックしてみるのが確実だ。

なんやかんやで私はもうLinodeとは5年の付き合いになる。当初はRAMが360MB($20/month)だった。それから512MB、1024MBとなり、今では2048MBになっている(お値段据え置き)。探せばもっと安いサービスもあるけど、バックアップやサポートがとても優秀で継続利用している。サポートは特に、問い合わせて10分くらいで返答が来る。驚きの速さだ。個人的なお勧めは、LinodeDigitalOceanだ。ぜひ試してみてほしい。

 

Remote OK – work remotely

Remote OK

Remote OK

Remote OKはリモートワークを条件とした求人サイト。まだまだこれからぽいけど、求人はそこそこ集まり始めてるようでLenovoなんかもあったり。

RUBYiOSなど言語や分野でフィルタリングできたりもする。ウェブ系がけっこう多いけど、CTOやCoFounderを募集してたり。

リモートOKってことだから、日本からでもいけるんじゃないかな。挑戦してみるのも良いかもしれない。

 

Last.fm – Music Community

Last.fm

世の中はどんどんデジタルになっていっている。写真のデジタル化によりフィルムを使うアナログカメラは激減しデジタルカメラが急増した(最近ではスマホの普及によりデジカメさえ減少)。音楽もいまではCD売上は減る一方で、デジタル販売(これも減少中)やサブスクリプション制の音楽サービスが増えてきた。もうCDで音楽を聴く時代ではないのだ。デジタル・ソフトウェアで音楽を聴くといろいろと便利なことがある。今回のLast.fmもそのひとつだ。

Last.fmは音楽を主軸にしたソーシャルネットワーク。自分の好きなアーティストつながりで他のユーザーとつながったり、似ているミュージシャンを発見することもできる。収益は月額$3の有料サービスで、ストリーミングでアーティストを絞ってラジオのように聴ける機能だ。そもそもサービス名がlast.fm(最後のFMラジオ=あなたが必要な最後のラジオ=最高のラジオ)ってことだから、そのサービス内容も当然だ。だが、それはlast.fmの本質ではない。オンラインで音楽を聴くだけなら他にもたくさんあるし、一般の人はYoutubeで聴く時代だ。last.fmの何が魅力なのか。

それは、Scrobbleと呼ばれるものだ。日本語で言うとこういうことらしい。つまり、あなたが聞いた曲の履歴をすべて保存してDB化してくれる機能だ。その履歴から、

  • 今聴いてる曲は
  • 過去1ヶ月によく聞いたアルバムは
  • 全期間を通して一番よく聞いたミュージシャンは誰で何回再生したか

などがわかる。眺めてみると「あぁあの時あのミュージシャン好きだったなぁ」などと物思いに耽ることができる。個人的な履歴管理としても楽しめるし、全ユーザーの履歴を集計して毎週人気の曲・アーティストランキングにも利用されている。いかんせん、日本にはほとんどユーザーがいないので、オリコンなどのランキングとは全く違う結果になる。Perfumeが毎回上位にきている。

そのほかにも地域ごとのイベント情報なども掲載しており、またiCal形式でカレンダーアプリなどに取り込んで表示することができる。

なお、Scrobbleするにはアプリやプラグインをパソコンにインストールするか、Scrobbleに対応したスマホ用アプリを利用する必要がある。Windows,Mac,Linux向け公式のアプリがあるし、一応モバイル向けにも公式アプリ(iOS/Android)がある。だがどれもイマイチというほかない。iOSアプリはデザインも古くセンスもない。パソコン向けはメモリを無駄に消費する。そこでサードパーティのアプリをオススメする。いくつか紹介しよう。

Windows

Mac

iOS

Android

正直、WindowsとAndroidは使ってないので知らなかったりする。with iTunesはプラグインとしてのアプリでiTunesで再生したものをScrobbleする。a playerというのは1つのプレイヤー機能をもつアプリ。ここで挙げたもの以外にもSpotify向けにLast.fm公式プラグインがあったりする。iTunesで聞いてる人はまずは公式アプリをインストールしてみてはどうだろう。聴けば聴くほど自分の好みが保存されていく。

Enjoy Music!

 

Raindrop.io – Visual Bookmarking

Raindrop.io

インターネットでは次々とサービスが生まれては消えていく。ソフトウェアの世界は、プログラムを書く知識さえあればどんなアイデアもたった1人で作り上げることができる。そしてここにまた新しいサービスを発見した。Raindrop.ioだ。

サービスのジャンルとしてはオンラインブックマークと言える。かなりビジュアルと使いやすさに凝っていて、ウェブブラウザ拡張による登録もスムーズでヌルヌルだ。現状ウェブインターフェイスでの使用になるが、ネイティブアプリは今のところAndroidとMacに対応。おそらく次はiOSだろう。

ただのブックマーク管理ではなく、ブックマークをタイプ別に登録でき、記事ならページのテキスト、動画ページなら動画部分(おそらくembed)などを最適化したものを同時に保存する。それにより、ブックマーク先にいかなくてもサービス内で閲覧できるようになっている。

オンラインブックマーク系はDeliciousしか使ったことがないので、はてなブックマーク(ブックマークと呼んでよいのかも疑問)などがどんな機能なのかは知らない。raindrop.ioでは、気になるユーザーのコレクション(ブックマークのまとまり)をSubscribeすることで随時チェックできるようだ。このコレクションはそれぞれがRSS配信にもなってるので、IFTTTとの連携もしやすいだろう。他のユーザーとコレクションの共同管理などもでき、仲間同士でブックマークをうまく活用し合うのに向いているかもしれない。

サービス開始は2013年のようだが、まだまだ知名度、ユーザー数も始まったばかりのステージ。それでもすでに有料プランが用意されている。料金は月額$2もしくは年額$19。その機能も、今のところ「コレクショングループ」「Dropboxバックアップ」など極めて限定的なので、寄付・サポートと言うべきか。

まだユーザー数は5万人ちょっと。どうやら私は52311番らしい。私の愛したEverpixでもかなりユーザー獲得には苦労してたようなので、このサービスもいつかのヒットを夢見て試行錯誤を続けている状態だろう。ローンチしてすぐにビッグになれるサービスは稀。またローンチ時に注目されユーザーが増えても長続きしないサービスも多い。撤退の判断を下すのも重要だが諦めずコツコツ続けることもまた重要だ。About usを見る限り、法人化せず個人(ロシアの人。しかも1人!)で開発・運営してるようだし、少しずつ育てていく戦略かな。個人的には応援したい。

 

Curioos

Curioos

ネットではいろいろなものが買える。様々な趣向の人にあったサービスがある。Curioosは綺麗な壁掛け用プリントを販売しているサイトだ。世界中のデザイナーの作品をプリントして販売するスタイル。どれもかなり高いクオリティの作品ばかり。オシャレで、GoogleやFacebookのオフィスにありそうな感じ。著作権的に大丈夫なのか?というものもわりとあったりする。

価格はピンキリのようだが、安いものは$20台から。サイズや額縁などにより価格が変わる。送料もサイズによるが$18あたりからのようだ。絵画好きの人、部屋を飾ってみたい人は試してみてはどうだろう。NewsLetterに登録すると最初の注文が10%OFFになるようだ。買う人はチェックしよう。

私も最近こういった壁掛け用のものを試してみようかといろいろ探しているところ。Corioosはあちらで用意してるデザインから選ぶ形だが、画像共有サービスのflickrが自分がアップロードした写真やオススメの写真を選んでプリントしてくれるサービスを始めている。今なら40%OFFだったりする。ただし綺麗な写真をプリントしようと思ったら最低でも 2750 x 3250 くらいの解像度を求められるので、しっかりとした一眼で撮ったものじゃないと厳しいかもしれない。

 

Photos in the Cloud

Photos.app

ついにAppleが新しい写真管理アプリPhotos.app を公開した。予想通りというべきか、iOSライクなシンプルでおなじみのデザインとインターフェイスになっている。Appleの現在のデザイン思想としては、左にメニュー一覧を表示し右にコンテンツというのは古い、コンテンツをできる限りいっぱいに表示させるべき、というのがあるのだろう。MacのiTunesもそんな感じに変化している。

さて、各メディアのファーストインプレッションを見てみると、Apertureのようなプロ向けではない、という印象のようだ。たしかにあのUIでは・・・ただ編集機能は割と豊富にあるようだ。自動補正やフィルタから、細かく修正も可能。だが、Apertureで出来たような、写真の一部だけを変化させるような機能はどうなんだろう。リリースされてからのお楽しみか。

Apple iCloud Photo Library

今回のウリはアプリ自身というよりiCloud Photo Libraryの部分だろう。iTunes Matchの写真版ともいえる、すべてをあちら側においていつでもどこからでもアクセスできるようにする機能だ。iCloud Driveの一部という位置付けのため、容量はiCloudの容量に準ずる。したがって、無料では5GBしかない。これをメールやiPhoneバックアップなどとシェアすることになる。絶対に足りない。そこで有料プランがある。

  • 5GB – Free
  • 20GB – $1/month
  • 200GB – $4/month
  • 500GB – $10/month
  • 1TB – $20/month

今私はすでに$1にプランで使用している。念のためのバックアップと、すでにiOS側でiCloud Photo Libraryを利用しているからだ。5GBは超えている。そしてMac側には90GBほどの写真があるので、リリース後は$4のプランに変更予定。iTunesMatchも契約しているが、やはりすべてのライブラリをいつでも利用できるのは便利だ。iPhoneには写真編集アプリが豊富にある。だが、基本的に端末内にある写真しか使用できない。Photo Libraryを使えば、すべての写真から選択できるようになるはずだ。

私のようなApple好きでなければ、こんなサービスにお金を払うのも嫌だ、というのが一般の人の考えだろう。そこでいくつか大体サービスを紹介しよう。

Google

最大のライバルのGoogleも同様のサービスがある。もともとPicasaという名前のサービスだったが今ではGoogle+に吸収されている。そのためGoogle+アプリの機能で画像の自動アップロードでiPhone内の画像をすべてあっち側に置いて管理することが可能なはずだ。PCやMacからでも専用のアプリでアップロードできるらしい。
ストレージサイズもGoogle Driveの容量次第。だが、2048pxの画像または15分未満の動画は対象外の無制限とのこと。

  • 15GB – Free
  • 100GB – $2/month
  • 1TB – $10/month
  • 10TB – $100/month
  • 20TB – $200/month
  • 30TB – $300/month

ちなみに、私は旧プランを継続利用中で、年額$5で20GB(合計36GB)。バックアップなどに利用している。

Microsoft

Apple、Googleと続けば、当然Microsoftだってやってるに決まってる。そう、OneDriveだ。これもGoogleDrive同様にオンラインストレージである。モバイルアプリに写真の自動アップロード機能が付いているが、今の所パソコン向けはないようだ。ファイル同期アプリはある。写真目的には使いにくい、といったところか。

  • 15GB – Free (自動アップロード機能を使うことで +15GBもらえる)
  • 100GB – ¥190/month
  • 200GB – ¥380/month
  • 1TB – ¥1274/month (Office365プラン。MS Officeアプリの使用権限付き)

Officeアプリの付加価値を考えれば1TBの容量が必要な人は検討すべきプランだ。写真は関係ないけど。

Amazon

Amazonも参入済みだ。AmazonについてはS3というストレージが有名だが、Amazon個人アカウントでAmazon Cloud Driveというものが存在する。ほとんど知られていないが。アプリはiOS向けがあり、自動アップロード機能がある。パソコン向けアプリは無いようだ。このサービスはKindleのパーソナルライブラリと共有することになる。

  • 5GB – Free (自分の場合15GBとなっている。Kindle利用者だから?)
  • 20GB – ¥800/year
  • 50GB – ¥2000/year
  • 100GB – ¥4000/year
  • 200GB – ¥8000/year
  • 500GB – ¥20000/year
  • 1TB – ¥40000/year

少し割高と言っていいだろう・・・

Dropbox

Dropboxも競合だ。この手のすべての写真を自動であちら側にサービスでは早い方だったかもしれない。Carouselというアプリだ。この後もLoomを買収するなど、写真機能を拡充している。だがDropboxはストレージ料金が高く、また同期型のサービスのためローカルで削除するとあっち側も消されてしまう欠点がある。iTunesMatchやiCloudPhotoLibraryはすべてをあちら側に置きこちらは消しても問題がない。

  • 2GB – Free
  • 1TB – ¥1200/month

なんやかんやで無料で26GBまで増えた。

Adobe

写真アプリでは最強のAdobeも忘れてはいけない。これまで紹介してきたのはオンラインストレージの写真利用、というものだったが、AdobeRebelはもっともiCloudPhotoLibraryに近いサービスだ。管理・アップロードするアプリもiOSやMac、PC向けにある。RAWファイルに対応している。ストレージではなく写真管理サービスなので料金もシンプルだ。

  • 容量無制限・月50アップロードまで – Free
  • 容量無制限 – ¥500/month

flickr

オンライン写真共有サービスとしては世界で最もスタンダードなサービスがflickrだろう。一般の利用者からプロまで幅広く利用されている。だが残念なことに日本語に対応していないため、日本では一般層にまで知られていない。これはflickrの親会社が米Yahooであり、日本のYahooJapanの領域である日本に契約上サービスできないためだ。もちろん英語で使う分には問題無い。だが日本語対応は今後もないだろう。flickrは他のサービスと違い、すべての写真をあちら側で、というものではない。iOS向けアプリ(日本のAppStoreにはない)には自動アップロード機能があるが、パソコンはただのアップローダーしかない。基本的に共有・オンライン公開のため、というスタンスだろう。もちろん、手動ですべての写真をアップロードすればよいし、非公開にできるので問題は無い。だが、iCloudにあるような、ローカルで編集した写真が自動的にオンライン上でも他の端末にも反映、ということは不可能だ。ローカルとの同期を考えなければ魅力的なサービスといえる。ストレージも!

  • 1000GB – Free!!!!
  • 広告なくなるだけ – $5/month

Box

最近上場したBoxも一応載せておこう。日本ではこちらもあまり知られていないが、ビジネス向けオンラインストレージとして人気だ。iOSアプリで自動アップロード機能がある。

  • 5GB – Free (キャンペーンで50GBの場合も)
  • 100GB – $10/month

日本にも多くの写真関連サービスがあるが、どれもパッとしないし、世界的なインパクトは皆無だ。セキュリティやサービスの存続性などを考え、世界的な企業を選択したほうが良いだろう。
無料でという人はflickrをオススメする。少し手間でもすべての写真をアップロードしてあちら側においておけば、バックアップとして安心だ。
AndroidやPCでも使いたい人はGoogle、お金を出してもいいからしっかりしたサービスというならAdobeも悪くない。もしAmazonがPrime向けサービスに写真保存無制限を追加(USAで実装済み)したらPrimeも検討するのもありだ。

iPhoneとMac使いなら迷わずiCloudPhotoLibraryにGOだ。もちろん有料プランで。iTunesMatchと合わせると年$100をAppleに支払うことになる。お布施と思えば安いものだ。

最後になるが、この手のサービスではEverpixが素晴らしいサービスだった。ローカルとクラウドをうまく同期し、オンライン上でも時間や場所により自動的にアルバムを作ってくれたりと、まさに次世代の画像管理サービスと言えるものだった。数少ないお金を出しても良いサービス(実際に有料版を利用してた)だったが、残念なことに2013年に息絶えた。終了後、スタートアップとしての記録をすべてオープンにしたのも素晴らしかった。Founderたちの今後に期待したい。

 

映画・ドラマ好きの人にオススメのサービスとアプリ

今回は映画・ドラマ好きのためのサービスとアプリを紹介しようと思う。というのも、ちょうど今自分がいろいろお試し中だからだ。ただし、条件がある。

  1. 基本洋画好き
  2. 基本アメドラ好き
  3. 英語は苦にならない

以上の点にマッチしない人はあまり有益な情報ではないので、こちらのサイトでもご覧になった方が楽しめるかと思います。

さて、まずは映画から。

imdb映画はもう完全にIMDbしかない。おそらく世界で一番情報が豊富でデータベース化された映画ファン最高のウェブサイトだ。制作発表された映画など最新の情報とともに、過去の映画の情報もすべてある。もちろん、日本の映画も例外ではない。しかも、日本の映画でも出演者の情報も網羅されており、出演者をクリックすればその人が出演してる映画も一覧できる。
さらに、アカウントを作れば、レイティングを作れたり、好きな映画や俳優だけを集めた自分だけのリストを作り共有することもできる。また、チェックインすることで、自分がいつその映画を見たか履歴を残すことができる。
iOS、Android、WindowsPhone向けに公式アプリがあるので必ずインストールするべきです。してない人は映画通を名乗れません。

もうひとつ映画好きのためのサイトはRotten Tomatoがある。しかし、自分はIMDbだけでお腹いっぱいなので、こちらはほとんど使ったことがない。ちなみに、IMDbはAmazonの子会社で営利企業です。そこで映画データベースをみんなが使えるようにということでTheMovieDb.orgというサイトもある。こちらは非営利で、情報を自由に使えるようAPIが提供されている。映画好きなアプリ開発者には定番のサイトです。サイト自体は魅力的とはいえないかもしれないので、使うだけならIMDbの方をお勧めします。

続いてドラマへ。

実はドラマもIMDbはとても充実している。テレビしかもドラマだけでなくドキュメンタリーなども網羅している。しかも、ドラマのエピソードごとの詳細もあり、どの回に誰が出演してるか、というのまで完全に把握している。完全無欠のサービスである。映画版の方にTheMovieDb.org(通称tmdb)があったようにテレビもTheTVDBがある。こちらもAPIを提供している。(おそらくIMDbがAPI提供し始めたらどちらも利用されなくなる)
というわけで、テレビも実はIMDbでイケるわけです。だが、今日の本題はここからです。

Screen Shot 2015-02-01 at 3.13.18

trakt.tv

これです。実はもう2年以上前から登録はしていたのだが実際に使ってはなかった。だが、とても有益なことに気づいたので、本気で使いこなそうといろいろと試している最中なのだ。サービス内容は「映画とテレビ体験のソーシャルサービス」といったところ。IMDbはソーシャル機能は弱く、映画DBという性質が強い。それとは逆に、traktは視聴者側の体験をサポートするサービスといえる。主に次のようなことができる。

  • 自分が見た映画やドラマを履歴に残す
  • ドラマをどこまで見たか確認できる
  • チェックインすることで今見ている人同士つながれる
  • 最近の統計情報や好きなジャンル情報分析など
  • ウォッチリストに入れている映画やドラマの公開時間情報をカレンダーに表示(有料)
  • APIによりサードパーティアプリが利用できる

この他にもIMDbが備えているようなリスト機能やウォッチリスト(見たいリスト)などがある。特に大きいのが最後のサードパーティアプリが存在することだ。IMDbはAPIがないのでIMDb公式アプリでしか使えないが、traktはいくつかあるアプリから好きなものを選んで利用出来る。(ちなみにtraktは前述のtmdbとtvdbから情報をもらっている)

itv3ずっと使っていたのはiTV Show 3。ユーザーインターフェイスが素晴らしく美しい。最新のiOS8のすりガラス調の背景などオシャレ(に見える)作りになっている。登録しているドラマを放送順で表示してくれたり、残りエピソードの多い順などで表示してくれたり必要十分。iPadにも対応しておりなかなかイケてるデザインだ。ただし最近traktがサービスを大きくバージョンアップしたが、このアプリはまだついていけていない。対応も時間の問題ではあるが他のアプリを試しているところだ。またiTV Showはその名の通り映画には対応していない。

checktrakt次のアプリは乗り換えとして今利用しているcheckTrakt。こちらはすばやくtraktの新バージョンに対応し、ドラマと映画両方に対応している点で素晴らしい。デザインは割とオーソドックスな感じ。必要な機能は網羅され、ProfileメニューのアイコンがBreakingBadのハイゼンベルクなのが最高だ。

 

teevee次はTeeVee3だ。こちらもiTV Show同様にテレビドラマに特化している。こちらもデザインが良くシンプルでわかりやすい。だが、こちらもまだtraktの新バージョンの追いついていない。それに伴いtrakt連携機能さえ省かれている状態だ。そのうちアプリのバージョンアップで対応されることは確実ではある。
またiPadにも対応しておりこちらのデザインも素晴らしい。

 

movist最後に紹介するのは映画のみのMovist。こちらもデザインはシンプルで必要最低限な機能をわかりやすく、という意味で良い作りになっている。Movistはすでにtrakt新バージョンに対応しているので安心して利用できる。ドラマ対応がないので、映画の履歴管理のみに使う場合はIMDbの代わりになり得るはずだ。



基本これらのアプリは有料だ。無料にこだわる人もいるかもしれないが、コーヒー1杯分ほどの価格で、使いやすく楽しく便利になるならケチるべきではない。良いものにはしっかり金を払う、ということは大切だと思ってる。ぜひ検討してほしいと思う。

他にもこちらにtrakt対応アプリが掲載されているので参考にしてみてほしい。中には無料のものもあるかもしれないが、私が試した限りここで挙げたアプリくらいしか選択肢に入らなかった。Androidアプリも掲載されているのでiPhoneではない人はそちらを。

最後の最後に、有料アプリを少しでも節約したいという人は、AppShopperなどを使って割引時に買ってしまうというのが良いだろう。iTV Showは過去2度無料になったことがある。ネットの時代は情報力の時代だ。情報を持つものが有利になり得をする。

最後の最後の最後に、

trakt楽しんでくれ!