健康食品のCMが大嫌い

「個人の感想です。効能を表すものではありません」

そんな”注意書き”(言い訳)をして健康食品を売るCMと企業が大嫌い。どうせ都合のいいことを言ってくれる人だけを放送してるだけなのに。これで薬事法を逃れる(病気が治る、病気にならない)のが許せない。

同様の手口で水道水を”癌が治る”と言う個人の感想をつけて売ってみますか?(マイナスイオンみたいな)疑似科学的にあたかも効きそうなわけのわからない専門用語を並べてみますか?

 

ネット上の著作権を巡る戦争はまだまだ続く

フランスでは3回不法な著作物をダウンロードしたらネット禁止にする法案が否決されたが、世の中は著作物の自由な流通を認めるべきだ、という流れになっている。TechCrunchでもそんな雰囲気だ。

「レコード会社は音楽の無料配信またはDRMなし配信を止めることはできないんだから、あきらめて新しいビジネスモデルを考えろ」

といった具合だ。たしかにネット上に1つ著作物が流されるとその流れを止めることは不可能に近い。もしロックをかけたとしても、それを解くことに熱意をもった人たちが世界中にたくさんいて、いたちごっことなる。

だからといって、権利者にあきらめろ、というのは酷な話だ。彼らも投資をしてその商品・資産を作ってきたわけだ。だが、音楽のデジタル・オンライン化を止めることができないのは確かだ。その上で新しいビジネスを考えるのは適当だろう。だが、無料で配ってその後のことをビジネスにしろ、というのは何か違和感がある。自分の家のドアから鍵をはずし、「さぁ泥棒よ持って行ってくれ」そのあとにどうやって儲けるか考えるよ、とはいかないよ。「もし気に入ったなら、少しでイイから代金おいていってね」なんて言っても泥棒がおいていくわけもない。

それなら、やはり法整備によって、しっかり保護すべきところはして、自由化すべきところはする。それしかないだろうと思う。権利者と消費者間で和解できるとは思えない。

音楽については、多くの議論もあり、進みつつあるが、動画はまだ混沌としている。音楽の場合、きっちり1曲がアップロードされるが、動画の場合、1プログラムの1部分だけがアップされることが多い。一部分だけならプロモーションにもなるだろうと、沈黙を守る権利者もいるだろうが、じゃあ何秒までOKだ、なんて決めても、ユーザーが守るとは思えないし。かといってすべて禁止にもできない(音楽と同じ理由)。

ユーザーとしては、手に入らないものならしょうがなく違法ぽくても手に入れたいと思うはずだ。20年前のサザンのライブ映像なんて今ではお目にかかれない。テレビ局の倉庫に眠ってるだけでは意味がない。だから違法DLで手に入れるほかないのだ。ようは、ユーザーが欲しがっているものは、しっかり提供することが大切だ。

ロングテールと言われたように、動画こそロングテールだ。マニアックな映像を見たがっている人はたくさんいるはずだ。テレビでは流せない一般大衆向けではないものはネットで流せばいい。テレビ局や権利者の倉庫に眠っている資産をすべてオンラインに載せればいい。あとはペイパービューやサブスクリプションでの見放題などで、新しい収益を得られる。

有料でも合法で見られるなら(一部のモラルの低いユーザーを除いて)ユーザーもお金を払うはずだ。しかし価格設定は重要だ。1本300円とか、個人的にはありえない。高くても50円がいいところだろう。高すぎると違法の無料のものに流れる。安ければ、それくらいなら、と支払う人も増える。

あとは、違法DLをいくらか制限する法律を作ることだろう。違法ULは積極的に摘発せよ。

最後に、商品・サービスには対価を支払うべき、という考えをユーザーに再教育することが大切だ。無料が当たり前と思っているネットユーザーの多いこと・・・

 

年号はメディアでは排除しよう

平成26年と聞いて、あなたは瞬時に何年後かわかるだろうか?平成8年と聞いて、自分が何歳だったかすぐに思いつくだろうか?
正直、年号はデメリットの多いものだ。年号で書いた記事は、翻訳しても外国人にはわかりづらくなるだけで、普通に2014年と言った方が、すべての人に誤解なく理解してもらえる。

さらに、ウェブ上のユーザー登録でも年を入力させるのに年号を使うところが多い。特に非IT系の保守的な大企業に多い。もし年号が変わったら、またシステムに手を加えないといけなくなる。それに年号だとそもその外国人は相手にしません、といってるようなもの。国際感という意味でも西暦にすべきだ。
もうビジネス上ではすべて西暦に統一すべし。と新聞を見て思った。併記でもOK。

 

最終的には人間が電池になるか

今後は自動車も電気の時代になると言われている。さらに、スマートグリッドなど、電気をためておく技術が重要になってくる。現状では、パソコンなどでも使われてるリチウム電池が最もポピュラーだ。だが、まだまだ電力量が少ない。パソコンでも、数時間というのがほとんどだ。

近い将来、数十時間、など長時間利用できるようになるとは思うが、あまり期待はできそうにない。というのも、この10年でCPUもメモリーもストレージも大きく進化してきたが、バッテリーだけはほとんど進化していない。

そこで、私が考えるのは、人間からエネルギーを取り出す技術だ!人間は活動するのにカロリーを摂取し、それを燃やすことで動くことができるようになっている。それを体から取り出してマシンで使うこともできるようになるんじゃないだろうか。別に直接じゃなくても、体温から発電して、とかからでも現実的かもしれない。

SF好きな人なら、魔法使いが自分の体力を犠牲にして魔法を使っているのを知っているだろう。そうだ、われわれも自分の体力を消費してマシンを動かすようになるのだ。これで自分の体力が続く限りマシンを動かし続けることができる。疲れたら食べるなり、寝るなりで回復できる。

これが進むとほんとにマトリックスのような人間が電池として利用される時代がくるかもしれない。映画はいつも現実の延長上を描いている、と言われている。30年後には空を飛ぶ自動車が普通に走ってるさ。

 

新型iPhoneの6,7月発売は確実

いや~ソフトバンクもうまいね。最後の在庫一掃のための割引キャンペーンもそうだけど、既存iPhoneユーザーに対しても、パケ割の割引がある。しかも、これらはすべて新型発売までで終了。既存ユーザーへも上手に展開をかけてる。だから、新型から入る人はこの恩恵にはあずかれない。

新型のスペックにもよるけど、iPhoneはハードではなくアプリなどのソフト側が一番の魅力だから、今の内に買っておいても悪い選択じゃない。とはいえ、最低でもマクロと高解像度(5M↑)のカメラはほしい。今日も撮ったけど、風景は遠いところが解像度追いつかずボケ気味。

 

超営利主義アメリカ

超営利主義アメリカ

 

産業は進化するほど いざという時 役にたたない

というわけで、遅めの風邪にやられました。頭が3倍くらいになったかという重さ。なんとか復活したけど。
さて、今日のお話は、タイトル通りですが。

わたしはいわゆるIT系のお仕事なわけですが、このお仕事、パソコン、ネットのどちらかがないと仕事ができません。大地震などで大きなダメージがくるとお手上げでしょう。この業界はいまのところ第三次産業と呼ばれているようだ。(でも、第4次や第5次に入れるべきなどの議論があるらしい。詳しくはWikipediaなどで)

簡単に分類すると、

第一次産業: 農業、林業、漁業など
第二次産業: 鉱業、建設業、製造業など
第三次産業: 小売業、サービス業、金融、教育、情報通信など第一次にも第二次にも属さないモノ

とされている。もう一目瞭然だ。上にいくほど、古かったり、基本的な作業が多い産業だ。別にそれが遅れているとか悪いわけじゃなく、そういう種類のお仕事だということだけであるが。

で、本題だが、たとえば、地震が起きてライフラインが止まるなどいろんなことが起きると、やっぱり仕事も止まる。そのダメージの大きさが産業によって変わってくる。最初に書いたように、IT業界はパソコンに依存している。最近ではネットも必須だ。それぞれ電気を必要としているため、地震がきたら一発でENDだろう。小売業なども、商品の供給がストップすれば終わりだ。
第二次産業はどうか。最近ではもちろん多くの機械を使用しているため、効率は大きく落ちるだろうが、昔からの大工などは災害には動じないだろう。実際、復興に最大の貢献をするのは建設業だ。肝心の材料も、地域にある木材などを利用すれば続けられるだろう。製造業も作るモノによるが、自動車や家電などの近代製品以外のモノは影響が少ないだろう。
そして、第一次産業は、人間が生活する最も上で必要な基本的な部分であり、地球の恵みを活用している産業だ。これは基本的に何が起きても続けられるだろう。続けられなくなったときは人類の終わりを意味する。

とはいえ、実際には世界も社会も産業も、すでにグローバル化し、複雑にネットワーク化しており、小さな波が大きな波となって危機的なダメージとなる可能性が十分ありえる。サブプライム&リーマンショックがこれほど世界に打撃を与えるとは思ってもみなかっただろう。

そこで、長い目で見たとき、第一次産業を盛り上げるのがおもしろいかもしれない。

 

ベンジャミンバトンとオーストラリア

知人から映画の無料鑑賞券をいただいたので、さっそく利用させてもらった。2枚もらったけど、2枚とも自分で使わせてもらった(笑)

1本目は、「ベンジャミンバトン」。ブラッドピット主演で話題の映画だ。内容などは見てもらうこととして、感じたのは「フォレストガンプ」。そんな感じの映画だ。個人的にはけっこういけてると思う。
ぶっちゃけていうと、この演技でオスカーはとれないなぁ。ブラッド君。別にブラッドピットが悪いわけじゃなく、あまり感情を表さない役所だし、特殊メイクが多いから、なかなか表現するのも大変だっただろう。というか、物静かで純粋な人間としか受け取れなかった。
ラストはどうなるのか、気になったけど、「先に逝っちゃったか」って感じ。女性の死後、娘と再会するのかと思ったのに。

2本目は「オーストラリア」。ヒュージャックマンとニコールキッドマンの主演。2人ともオーストラリア出身だ。さすがに、オーストラリアだけあって、役者もオーストラリア人がほとんどだったようだ。ロードオブザリングでファラミアを演じたデビットウェンハムが悪役で登場。ナラ役の子はかわいい。
内容は、ぶっちゃけ、2部構成といってもいい。前半は牛追いビジネス競争、後半は戦争。ちょっと微妙かな。後半にはいると、前半はほとんど忘れ去られたようなもの。まぁまぁかな。

どちらも3時間近くあり、見応えはある。ちなみに、上映時間で決めたのは内緒です。

最後に、劇場映画で、最後のスタッフロールが始まると帰る人が多いのが残念。ベンジャミンの方では、10人くらい(しか)いたけど、スタッフロールが終わったら自分だけだった。オーストラリアでは、20人くらいが10人くらいに。せっかくお金払って見た映画なんだし、しっかりそれを作ってくれた人に敬意を表して見ようと、と思う。まぁ個人的な意見ですけどね。

ちなみに、私はスタッフロールでは、毎回日本人の名前を探す。海外でどれくらい日本人が活躍してるのかなと。ベンジャミンバトンでは、8人くらい確認できた。オーストラリアでは1人くらい。自分も何か名前が載れたらなと夢見ながら生きています(笑)

映画好きならP2Pで違法DLして見ずに、ちゃんと作ってくれた人に対価を払って見よう!(今回は無料招待券だったけど)